講演会のお知らせ

秋の講演会のお知らせです。今回は国立科学博物館の研究員及び医学博士の馬場悠男(ばば ひさお)様をお迎えして貴重なお話しをして頂きます。お忙しいとは思いますが、短い時間ですので是非幼稚園へお越しいただき、共有できれば幸いです。

<内容>

 食育に関連して、幼い時期からの咀嚼の大切さや「後悔させない子供の歯並び」「母の愛が子供の顎をダメにする」など、これからの育児に欠かせないことについて

<プロフィール>

1945年 東京都生まれ。1946年から座間市で育ち、神奈川県人という意識を持つ。

1968年 東京大学理学部生物学科卒業。同修士課程修了、同博士課程中退。

1974年 千葉大学および獨協医科大学解剖学教室助手・講師・助教授。

1988年 国立科学博物館人類研究部主任研究官、室長。

1996年 国立科学博物館人類研究部長(2009年まで)および東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授兼任(2007年まで)。

2004年 座間市教育委員

2006年 日本学術会議連携会員。

2013年 日本歯科大学客員教授。

 

 

日付:10月17日(木)

時間:10:30~12:00

場所:第二ひかり幼稚園 本園舎2階(配布いたしましたお手紙には新園舎2階とありますが、正しくは本園舎2階ホールです)

持ち物:スリッパ又は上履き、外履きを入れる袋

※予約や事前申し込みは必要ありませんので、当日直接新園舎2階へお越しください。

※小さなお子様を連れてきて頂いても構いません。

「我が子と育てる健全な顎と歯並び」
馬場悠男 国立科学博物館名誉研究員

私たちの祖先である縄文人は、顎がしっかりして、歯並びはきれいでした。ところが、最近の子供たちの多くは顎が細く、歯並びがよくありません。それは、調理技術の発達により、軟らかく小さな食べやすい食物を好むようになったからです。でも、あなた方のお子さんを軟弱に育ててもいいのでしょうか。縄文人に学び、大きく硬い食物を食いちぎって良く噛むことを親子で協力して行えば、あなたのお子さんは健全な顎ときれいな歯並びを持つ子供に育つでしょう。そうすれば、一生のあいだお子さんに感謝されるでしょう。睡眠時無呼吸症などの障害を起こすことも少なく、健康寿命も長くなりそうです。